防府マラソン完走記(2017.12.17)
今回で4年連続の出走です。毎年出続けているレースはこの防府だけです。
その理由は・・
・レベルの近いランナーがたくさん集まりペース維持しやすい
・12時すぎスタートなので大阪から当日移動が可能
・コースがほぼ全てフラットで、市街地を四角形に回るルートで風の影響も軽減される
・スタートまでのストレスがない。スタート近くに、トイレ数も沢山、風と寒さ除けのテントもある。今回も開始3分前まで暖かく待機できた。
と、いうことで、毎年この防府でその年のシーズンベストを狙います。
レース前の調整も2週間前にお伊勢ハーフで走力と調子を確認した後、走頻度、距離を落とし、脚の準備は万端です。
さらに今回は、レース途中の補給として、糖質ゼリー(170lcal*3個)の他、経口補水液のゼリー(130g)を、レースで必ずつけている一体型ウエストポーチNATHANのヒップスターに入れました。私はレース中の水分摂取はどうも苦手。しっかり飲もうとすると走リズムが乱れてしまいます。だから冬のハーフレースなら全く給水所に寄りません。小型のゼリータイプの補水液を最近見つけたのでレース前と直前に2本飲み、1本はしっかり途中で飲み干す作戦です。
スタートは陸上競技場、約3000人が並びます。スタート後、トラックを周回するので、内側の距離が最短ですがストレスを感じるので、私は最も外側を位置取りします。競技場外に出るまで、トラック3/4周するので、50m以上のロスがありますがそれは仕方がなし。実際後で確認したガーミンの最初5Kのラップデータも5,1Kとこの区間では100m大回りしていました。
レースの方は、スタートから目標の1Kペース4分00秒以下を守れ、そのペースでの苦しさもなく、心拍数もこれも想定範囲内の140拍。北、西からの季節風も吹いていましたが、周りには同走力のランナーがいっぱいで風除けもでき、ペースダウンするまでの影響はなく、ハーフ1時間23分22秒で通過。私は後半型なので、これで2時間46~48分目ざして頑張り度を上げる気持ちが固まります。
25K付近で、携帯していた糖質と経口補水液ゼリーをしっかり飲み、カラダもシャキッと。水分補給は、レース全体でその他、紙コップ1/3を2,3回とっただけなので、リズムを常に乱さないで走れていました。
30K地点を過ぎると、回りにランナーもばらけてきて、向かい風をしっかり受けるようになりましたが、35K手前からはペースアップコースできると以前の経験でわかっていたので、この区間は頑張り度を上げました。
その後も35Kからは前のランナーを抜ける抜けるでゴールまでに結局100人抜きです!
ネットで2時間47分20秒(後半ハーフ1時間23分58秒)と、昨年のタイムを約2分更新し退化を止めることができました。
レースで時々悩まされていたハムストリングス(太もも裏)のケイレンは今回全くその徴候もなくしっかり脚を最後まで回せました。事前対策として、お風呂でのセルフマッサージとストレッチポールでの筋膜リリースの継続、レース中のゼリーでの水分摂取、冷えと筋肉とブレ対策としてマクダビッドのコンプレッションショーツの着用と、これらが総合的に予防効果を表し、今回の「ケイレンなし」につながったと思います。
現時点での走力を、周到な準備をして、出し切れた会心の防府マラソン2017でした!!
この後年明けのレース、1-2月はハーフや30K。京都マラソンは仕事で走ります。よって次回は、3月の「古河はなもも」が記録を目指す勝負フルマラソンです。若返りを目指すレースとなります。